国際交流団体紹介

「日本語のスピーキングパートナー」


寄稿:広報ボランティア 奥 雅浩さん


 外国人の日本語習得を支援するため、日本人会員が参加外国人と日本語で会話し、交流している団体です。

 活動は金沢市本町のリファーレ2階にある金沢国際交流財団の“KIEFひろば”で毎週金曜日の午後2時から4時まで行われています。少ない時で4〜5人、多い日には20人近くが集まって日本語で会話を楽しみます。伺った日には最初は1対1でしたが次第に参加者が増えて、後半には10人以上がにぎやかに会話を楽しんでいました。外国人には中国をはじめとするアジアからの人が多く、留学生や日本で就職した人、また日本人と結婚して日本に来た人など様々です。また日本語のレベルも様々で、数ヶ月前に日本に来て初めて日本語に接した人から日本語検定の2級を受験するために勉強中という人もいます。日本語検定2級というのはかなり高度で、言い回しについて質問を受けていた日本人の方が困ってしまう場面も見られました。

この活動は代表の加藤正裕さんがボランティア大学出身の人たちと一緒に始めたもので、今年で7年目ということです。日本人はボランティア大学出身者に加えて活動の趣旨に賛同する人たちが集まり、こちらも様々な人がいます。

外国人の日本語上達の役に立つことを目的にしてはいるものの、ここは勉強をする場ではなくあくまでも会話を楽しむ場であると代表の加藤さんは言います。ですから教科書などはなく、会話の内容も日常的な話題が中心です。日本語初心者の人にとっては、生活をするうえでの実践的な会話の習得にとても役立っているようでした。一方積極的に日本語を勉強するために午前中に日本語教室に通う人たちには、金曜の午後には覚えたことを確認する場として活用したり、わからないことを質問する場にもなっているようです。

外国人に対する参加の呼び掛けは各日本語学校、教室での紹介や、この活動を行っている金沢国際交流財団の掲示板での告知などによって行われていますが、口コミで集まる例も多いそうです。参加は全く自由なので、集まる顔ぶれや人数はその時によってまちまちとのこと。気軽に参加できることが長続きの秘訣かもしれません。

日本語のレベルはいろいろですが、代表の加藤さんによると「積極的に話す人は上達が早い」そうです。伺った時にも外国人の方たちは知っている日本語を駆使し、何度も繰り返したり時には言葉を補ってもらいながらも一生懸命に思いを伝えようとしていて、話す量は日本人よりも明らかに多く、その積極性にはとても感銘を受けました。これは私たち日本人も外国語を習得しようとする時には見習わなければいけませんね。

「日本語のスピーキングパートナー」活動の様子 辞書を見ながら確認
活動の様子 辞書を見ながら確認

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