国際交流員の紹介
ニキル・アビナシュ・ラナデ (ロハン) インド出身
![]() | ニキル・アビナシュ・ラナデ (ロハン)Nikhil Avinash Ranade (Rohan) |
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皆さん、こんにちは!ナマステ!Hello!Sat Shri-akal! Vanakkam!
インドのプーネ市から来ましたラナデ・ニキルです。どうぞロハンと呼んでください。ラナデ・ニキルのどこが「ロハン」と読めるのとよく聞かれたことがあります。実は私の名前は「Nikhil」と「Rohan」の二つあります。「Nikhil」はサンスクリット語で「全」という意味で「Rohan」は「昇る」という意味です。
現在、石川県国際交流協会でインドの国際交流員(CIR)として勤めています。金沢に来てからもう1年半年近くになりますが金沢と言う町が本当に馴染みやすくて(金沢の雨天だけにはなかなか馴れないけど…笑)もっと長くいるような気がします。

初めて日本に来たのは1999年の秋でした。日本に来る前に大学で政治学を専攻しながら日本語を勉強していました。日本語を勉強するきっかけになったのは「外務省に勤めたければ日本語のようなちょっと珍しい外国語を勉強したほうがいいよ」という父の一言でした。それは日本語の勉強を始めた1994年当時、日本語を勉強するインド人は本当に少なかったからです。当時インド人の多くは日本といえば電気製品や車社会やマンガというイメージしか持っていませんでした。
日本に対する意識が大きく変わったのは京都での1年間の留学でした。京都大学での1年間の留学を終えてインドに帰国したのですがもう一度日本に行ってみたいという気持ちが強かったです。そこで、大学院に進むことを決めたとき専攻分野を政治学から日本語に変えました。そして、また日本で留学するチャンスが巡ってきました。2004年に大阪外国語大学(現・大阪大学)に研究生として入学し2年間大阪外大で日本文学を中心に勉強しました。大阪外大で留学中の2005年の2月ごろ初めて観光目的で金沢を訪れました。この金沢にCIRとして来ることになることはあの時夢にも思っていませんでした。
石川に来てから仕事や観光でいろいろな所を見て回りました。能登半島の荒波もすごかったですがその荒波の迫力にも負けない加賀・能登のさまざまな祭りや行事の迫力には感動しました。石川に来てからずっと兼六園の雪吊の冬景色をみたいと思っていますがなかなか雪が降ってくれません。今年こそ兼六園の雪景色が見られるように願っています。
石川県内にはインド人は少ないと思いますのでインドのことで何か聞きたいことがあればいつでも遠慮なく聞いてください。お店か道で見かけたらぜひ声をかけてください。これからもよろしくお願いします。
お問い合わせ先
公益財団法人石川県国際交流協会
〒920-0853 金沢市本町1-5-3 リファーレ3階
TEL:076-262-5932 FAX:076-222-5932